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◆ダンジョン飯◆
１巻（１話・２話・３話・４話・５話・６話・７話）
２巻（８話・９話・10話・11話・12話・13話・14話）
３巻（15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話）
４巻（22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話）
５巻（29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話）
６巻（36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話）
７巻（43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話）
８巻（50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話）
９巻（57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話）
２日で目的地へ行こう
寄生虫問題でいまだに睡眠をとっているライオス。
３人は、ライオス抜きで今後のことを話し合います。
オークから炎竜がどこに出現したかは聞いています。地図を確認しながら、目的地への到着を２日後と計算したチルチャックは、ロウソクが消えたら出発しようと提案します。
女一人だと気をつかわせる
そこで、マルシルは手をあげ、今のうちに体をふきたいと言い出します。
気を使って外に出ようとするチルチャックたちでしたが、マルシルは服を着たままでもできるから大丈夫だと言います。
マルシルは、パーティーから去って行った仲間のことを思い出します。
そして、悔しくてイライラするのでした。
ウィンディーネに襲われる
そろそろ出発しようということになります。
マルシルは沸騰させすぎてしまったお湯を、湖の中へ捨てます。
すると・・・・・、湖の中がウンディーネが出現しました！！
ウンディーネは熱が大っ嫌いです。
マルシルが熱湯を自分のそばに捨てたため、怒っているのです。
ウンディーネの攻撃を避けるため湖に飛び込んでしまったマルシル。
周り中、水だらけで、ウンディーネがどこにいるのかよくわかりません。
騒ぎに気付いてチルチャックとセンシがやってきますが、ウンディーネには武器は通用しません。何より、水の上であるため、手出しできません。
チルチャックは、何とか一人で頑張ってくれと声をかけます。
ウンディーネとの総力戦
何度かウンディーネに魔法を当てることに成功しますが、水中に逃げ込まれるとどうにもなりません。
マルシルは警戒しながら、何とか水の上を目指します。
しかし・・・・・マルシルは水中から脚を撃ち抜かれてしまいました。
激痛で倒れこむマルシル。それでも必死に魔法で応戦します。
しかし、ウンディーネはすぐに水中に隠れてしまいます。
この脚では逃げ切れそうにありません。
必死に魔法を使って周りを攻撃し続けるのですが、ウンディーネはそれをあざ笑うかのように、背後から攻撃を仕掛けてくるのでした。
チルチャックたちも見てられません。
助けたくても、水上である以上、助けるのは困難なのです。
絶望的な状況の中、マルシルは赤い自分の血が水中を移動していることに気が付きます。
マルシルは、そこをめがけて、全力で魔法を打ち込むのでした。
衝撃でライオスたちのところまで吹き飛んだマルシル。
何とか陸地までやってきましたが、ウンディーネを倒すには至っていませんでした。
ライオスたちは、マルシルをかつぎ、急いでその場から離れるのでした。
力を使い果たしてしまったマルシル
マルシルは傷の手当てを受けます。
出血で貧血気味です。
そして、魔力も使い果たして回復魔法も使えません。
そして、水上歩行が使えない以上、ここから移動することもできないのです。
こうなっては、他の冒険者たちが通りかかるのを待って、助けてもらうしかありません。
ライオスたちは、最悪の状況に陥ってしまいました。
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そうだ、焼き肉をしよう！
マルシルの貧血を治すには血が必要です。
センシはケルピーの肉を持っています。
肉を焼き始めるセンシ。
マルシルには優先的に鉄分豊富な『レバー』が与えられます。
レバーのおかげか、少し元気になってきました。
とは言っても、やはりマルシルの魔力不足は致命的です。
今後どうするか、頭をかかえるライオスたちでした。
別の冒険者たち
そこへ、別の冒険者たちが近くへやってきます。
その中には、ライオスのパーティーからぬけた『ナマリ』もいるのでした。
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