イノさんの漫画アニメ

【双亡亭壊すべし】第19巻186話ネタバレ感想:全て偽者だった

◆前回のあらすじ◆

泥努の元にたどり着いた第1班でしたが、紅、ツトム、帰黒の3人が戦いの上で亡くなってしまいます。

そして、第2班も泥努の元にたどり着きました。これが罠であることに気づいた次女でしたが泥努に攻撃され負傷してしまいます。ツトムは泥努を何とか説得しようとしますが、泥努は聞き入れてくれません。帰黒は操られている紅の攻撃によって負傷。ツトムと帰黒はどうすることもできないと判断しその場を逃走。

ツトムは『黒い手』で逃走をこころみようとしますが、黒い手は泥努のもの。ツトムは黒い手によって殺されてしまいます。また、帰黒は何故か負傷した傷がなおらず、出血多量で力尽きてしまいました。

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◆双亡亭壊すべし◆

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第20巻(89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話・98話)

最新『双亡亭壊すべし』

『泥努』はしのによる偽物だった

◆泥努の偽物を利用した『しの』

やはり登場した『泥努』と『紅』は『しのが用意した偽者』だったようです。五頭が作った物だと思っていましたが違いましたか。『しの』でもこういった偽者を用意できるんですねぇ。侵略者は存在自体『液体』のようなものであるため色々なものに変化可能ってことなのかもしれません。

どうやら『五頭』は別行動で何かしているようです。

◆しのは人間に『泥努』を憎ませようとしている

しのは『残花』『宿木』『アウグスト博士』『ジョセフィーン』『パレット』に映像を使ってツトムと帰黒が殺されてしまう光景を見せつけました。

どうやら『しの』の目的は『人間が泥努を恨む』ように仕向けることのようです。そんなことをして一体どういったメリットがあるのか? いまいちわかりませんね。

・人間が泥努を憎む
・人間が泥努を倒しに行く
・絵を描く邪魔になる

侵略者の目的は『泥努に絵を描かせること』です。泥努の絵の完成を急がせるために『泥努が静かに絵を描ける環境を提供する』のが侵略者にとってベストではないでしょうか。

泥努が恨まれるような状況を作っても何のメリットもないように思えるんですよ。果たしてどういった狙いがあるのか?

◆『しの』はあまり賢くない

『侵略者や宇宙人たちは人間よりもはるかに優秀である』という設定だったと思います。

ですから、今回『ツトムと帰黒が2人ずついた』ことから『3人目がいるかもしれない』と予測できると思うんでづけどね。しかし、それをしませんでした。

そして、確実に『偽者』がいるわけですから『一体どちらが偽物だったのか』『どのようにして偽物を用意したのか』を調べるべきです。これは絶対にやらなければいけないことだったにもかかわらず、やりませんでした。

これらを考えますと、しのはあまり賢いとは言えません。

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『ツトム』と『帰黒』は鬼離田姉妹が用意した偽者

◆『偽者』は緑朗の提案

今回、『ツトム』と『帰黒』が2人ずつになっていたのは緑朗のアイデアでした。

・緑朗が鬼離田姉妹に『偽者』を作ることを提案
(緑朗は「五頭ができたので鬼離田姉妹も作れるのでは』と判断)
・侵略者たちは泥努に秘密で行動しようとしている
・だから『偽者』を見破ることはできない
・偽者による陽動作戦により、本物が泥努の元を目指す

しかし、この作戦もちょっと問題があるように感じます。

◆緑朗の作戦の問題点

緑朗の作戦だと

・A班
・B班
・C半(本物)

の3つに分かれることになります。『A班』『B班』を使って陽動したとしても、侵略者たちには『C班』も見えているわけです。

単純に戦力を3つに分けただけであって、この作戦がうまく行くとは思えません。戦力を3つに分裂させるくらいなら『全員で泥努の元を目指す』方がよほど安全であると言えます。

◆『帰黒』は謎の通路を用意した!?

今回、陽動作戦が成功しているのは『帰黒が用意した「双亡亭も知らない特別な近道」』があったからでしょうね。それがどういう『近道』なのかはまだ謎ですが、現時点で侵略者に発見されていないところを見ると、よほど良い『近道』なのでしょう。

これが本当に『侵略者に発見されない近道』であるとするなら、陽動作戦などやらずに全員でその道を突っ切って泥努の元に向かった方が良かったのではという気もします。

何故か『ドラえもん』が登場

ページの最後に何故か『ドラえもん』が登場していました。ちょっと調べてみると、ネットにこのような記事がありました。

◆『ドラえもん』短編、サンデーで45年ぶり再掲載
https://www.agara.co.jp/article/51411

サンデーにもドラえもんの漫画が掲載されてましたが、これって45年前の漫画だったんですねぇ。

小学生の頃に『どらえもん』の単行本を集めていましたが、確かにこの短編がありましたよ。『長編があるのにどうしてこんな短編があるんだろう?』という疑問は感じていましたが、サンデーの為の作品だったんですね。

ある意味、ドラえもんの『映画バージョン』はサンデーから始まったと言えるのかもしれませんね。

今回、サンデーのマンガ作品でいたるところに『ドラえもん』が登場しています。他の作品は『それとなく隠すように』登場していますが、『双亡亭壊すべし』では『隠す気などありません!』ってな勢いで登場しています。まぁ、この作品で隠して登場させるってのは無理がありますからね。仕方がありませんね。

サンデー、マガジン更新作品

◆ダイヤのA act2
https://mangakansou.xyz/ダイヤのAact2
◆メジャー2nd
https://mangakansou.xyz/メジャー2nd
◆双亡亭壊すべし
https://mangakansou.xyz/双亡亭壊すべし

よければご一緒にどうぞ。

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