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◆メジャー2nd◆

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最新『メジャー2nd』

吾郎の息子『大吾』には野球の才能がなかった

本作の主人公『茂野大吾(しげのだいご)』。前作メジャーの主人公である茂野吾郎の息子です。

父親が有名なプロ野球選手であり、自分自身も幼いころから野球に親しんできました。

いざ小学4年生にり、少年野球チームのドルフィンズに所属して野球を始めるのですが・・・・・そこで自分の野球能力が極めて低いことに気が付きます。

致命的に肩が弱かったのです。全力でボールを投げてもまったく勢いがありません。

守備は練習をすることでどうにかうまくなってきましたが、この肩の弱さだけはどうにもなりませんでした。

また、バッティングもまったく駄目でした。バットにボールが全く当たらず、ヒットを打つことさえできないレベルでした。

そういった理由から、大吾は野球チームをやめてしまいます。

以降、別のスポーツにも挑戦してみますが、長続きすることはありませんでした。結局は引きこもりのようにゲーム三昧になってしまう日々。

そんな大吾の目の前に現れたのが、佐藤寿也(さとうとしや)の息子である『佐藤光(さとうひかる)』でした。

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転校してきた佐藤寿也の息子『佐藤光』

小学6年生の時に、転校生としてアメリカからやってきた佐藤寿也の息子『佐藤光』。

光はこの学校に『茂野吾郎の息子がいる』ことを知り、探していました。大吾と一緒に野球をしたいと考えたからです。

しかし、大吾はもう野球をやめてやっていなかったので、野球チームはネットを使って自分で調べるようにと言って去っていってしまいます。

光は野球が天才的にうまかった

インフルエンザで野球チームの人数が足りなくなったからということで、大吾は助っ人を頼まれ、嫌々ながらも協力することになります。

そこには、すでにドルフィンズに入っていた『光』もいました。

光は今まで野球をやったことがありませんでした。アメリカにいるときは別のスポーツをやっていたからです。今回、野球は初挑戦であり、まともにルールも知りません。

しかし、光は天性の才能を持っており、ちょっと教えただけですぐに凄いプレイの連続です。

試合は光の活躍で同点・・・・・になろうとしますが、大吾が転んでしまってホームでタッチアウト。試合終了になってしまいます。自分の駄目駄目っぷりに大吾、落ち込みます。

大吾がやるなら野球を続ける

大吾は自分のふがいなさから、なおさら野球をやるのが嫌になりました。

そんな時、大吾は睦子から『光は野球はやらない』と言っていたことを知ります。

それを聞いて、いてもたってもいられなくなった大吾。あれほどの天性的な才能を持つ光が野球を続けないだなんてことは考えられなかったからです。

大吾は光の元へ行き、なぜ野球を続けないのかと問いかけると、光は『野球は退屈だから』と答えます。

光は必死になっている大吾を見て、大吾はとても野球のことが好きなんだなと思います。

野球をやるつもりのなかった光でしたが、考えを改めます。光は大吾に、自分が野球を続ける代わりにと条件を出すことにしました。

これがきっかけとなり、大吾は再び野球を続けることに・・・・・!?

~~第2巻に続く~~~

睦子は頑張っている大吾が好きだった

大吾と睦子は幼稚園のころから一緒になることが多かったものの、ちゃんと喋ったこともないような間柄でした。大吾は父親がプロ野球選手であったことから、小さなころから有名人でした。睦子はそれを遠くからみている一人にすぎなかったのです。

そんな睦子は一生懸命に野球を頑張っていた大吾を純粋にかっこいいと思っていました。しかし、大吾は野球をやめてしまいます。

それで『また野球を始めてほしい』と思っていることを伝えますが・・・・・大吾はそれに反発します。

あまりにも冷たい反応であったため、大吾に幻滅する睦子。

睦子の初恋は無残にも砕け散ってしまうのでした。

サンデー、マガジン更新作品

当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。

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よければご一緒にどうぞ。

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