◆前回のあらすじ◆
内野フライで衝突してしまった佐藤と茂野。佐藤は意識を失い、救急車で運ばれていきました。
次の日、田代監督からの連絡がありました。ただの脳震盪だったからもう大丈夫とのことです。茂野は安心します。
一週間後、茂野とサクラは、サクラのお父さんに群馬にある佐藤の家まで連れて行ってもらいます。どうしても茂野は会って謝りたかったからです。
そこで出会った佐藤のお父さんの寿也。
『光は帰ってこないよ』
『悪いけど光には会えない・・・』
『今日はこのまま引き上げてくれ』
それは茂野にとって思いがけない言葉でした。
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◆メジャー2nd◆
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光は首から下が動かない状態
光とぶつかり怪我をさせてしまったことを謝るため、茂野とサクラは光が住む群馬の家までやってきます。
しかし、そこで茂野たちは、光の父親である寿也から思いもよらないことを聞かされます。
寿也
『光は意識は戻ったが』
『まだ体が動かせない・・・』
茂野と光がぶつかった時、頭からぶつかってしまった光は首に強い衝撃を受けてしまっていたのです。
現在、光は家族以外、面会謝絶の状況になってしまっています。
その話を聞いて驚く茂野。
サクラ
『そ、そんな・・・・・』
『光君・・・治るんですよね!?』
そう聞かれて、寿也はうつむきながら答えます。
寿也
『わからない・・・・・』
一週間たった今現在でも、光は首から下を動かすことができない状態だと寿也は言います。
その話を聞いて、茂野は愕然とするのでした・・・・・。
茂野
(ウソだああああああああっ!!)
ドルフィンズの6年生最後の試合
それから2か月後・・・・・
ドルフィンズは6年生のためのお別れ試合を行いました。
そして、最後の試合を勝利でしめくくることができました。
こうして、6年生たちの小学生での野球生活が幕を閉じました。
帰りのバスの中。
運転している藤井は茂野のことを気にかけます。あの事故以来、結局一度も茂野はドルフィンズに来なかったのです。
田代監督は何度も説得に行ったのですが、茂野は自分の責任だと感じてふさぎ込んでしまっています。『もう二度と野球はやらない』とまで言っているのです。
2ヶ月たって光がどうなったかもわかりません。気になっても、家族の心中を察するとむやみに連絡をいれて聞くわけにもいきません。何より、佐藤さんの方からは『しばらくそっとしておいてほしい』と言われているのです。
おとさんからのライン
茂野家。
夜、姉のいずみはテレビをみて楽しんでいます。
それを『あんた受験生でしょ!?』と注意する母親。
そんな状況を一切気にも留めず、大吾は部屋を出て行きます。
大吾
『じゃあ俺、歯みがいてもう寝る』
『おやすみ』
光のことがあってから、大吾は元気がありません。
母親も時間が経てば少しは元気になってくれるものと考えていたのですが、大吾はあれ以来、生気を失ってしまったかのような状況がずっと続いているのです。
そんな時・・・・・いずみのスマホに、思いがけない人物からラインが届きます。
◆感想◆
やはり、予想通り首をやってしまっていたようです。あのぶつかり方だと、首に負荷がかかりそうでしたからね。
ボクシングなどで聞いた話によりますと、一番強烈で恐ろしいパンチは『見えないところから飛んでくるパンチ』とのことだそうです。『来る!』とわかっていればガードできなくても首の筋肉でグッとこらえたり、パンチの方向に動いて流したりできるのですが、見えない角度からパンチが飛んでくると、何のガードも効いていないため、まともにダメージを受けてしまうからです。
今回の光もそれと同じなのだと思います。40~50kgの体重の2人が前に突っ込んでぶつかったわけですから、その衝撃は数百kgくらいになると思います。そのダメージがノーガードの首に集まって来たわけですから。やはりこうなってしまうでしょうね。
次回、前作主人公の吾郎が登場しそうです。『2』になってからは初登場だと思います。
おそらく、吾郎は先に、光の病院に行っているんじゃないかなと思うんですよ。そして、光がどの程度回復しているかを手土産にしているんじゃないかなと、個人的に予測してみます。
状況からして、前向きに考えたとしても光の中学復帰は難しいのではないでしょうかねぇ。高校くらいまでに何とか完治してくれれば・・・と期待したいところですが・・・どうなのかなぁ・・・・・。
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