イノさんの漫画アニメ

【メジャー2】第11巻99話:辛口キャッチャーのアニータ【ネタバレ感想】

◆前回のあらすじ◆

1年生の4人がシニアに行ってしまったため、結局、風林中野球部は9人ギリギリのメンバーで始動となりました。小学校時代よりもはるかにきつい練習メニュー。1年生たちはついて行くのもやっとです。

その後発表された暫定のポジション。キャッチャーが大吾とアニータの2人であることに、アニータは異を唱えます。横浜リトルの正捕手であり全国にもいった自分が正捕手になりたいと考えたのです。何より、男子相手に負けたくはないという気持ちが強いのです。そんなアニータは、大吾の肩を持つ睦子にも噛みついてしまいます。結局、大吾はアニータに正捕手を任せることにします。

睦子とアニータのピッチング練習。急に睦子は怒りだし、大吾にピッチャーを辞めるとつげ、先週を放棄し、帰ってしまうのでした。

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睦子が怒った理由

ピッチャー睦子とキャッチャーアニータの投球練習。そこで、アニータの辛口の言葉が飛び出します。

アニータ
『先輩、そろそろ本気で投げてや』

そう言われて、睦子は焦ります。本気のピッチング練習を行っていたからです。

アニータ
『うそやん? うそやろ!?』
『こんなミットにやさしいふんわりボールで!?』

いいたい放題言われてしまい、恥ずかしくて怒り出す睦子。

睦子
『う、うるさいなぁ!』
『自分でもわかってるよ!』
『あたしだってやりたくてやってんじゃないし!』
『今まで人数いなかったから消去法でやってるだけだし!』

正論をつかれてしまった睦子。

そのまま怒って家に帰ってしまったのです。

大吾が睦子の家に

練習を放棄して帰ってしまった睦子を心配して、大吾が家にやってきます。

大吾
『なんかピッチャーやめるとか言って』
『早退しちゃったから心配で・・・』
『ああ、アニータからもめた件は聞いたよ』

しかし、睦子も、アニータの言っていることが間違いだとは思っていません。球が遅いのは事実だし、自分はピッチャーに向いていないと考えているのです。

大吾
『そんなことはないよ』
『仁科一人じゃ無理だし』
『何より彼はこれからのチームのために』
『じっくり育てる必要がある』

『それに、アニータはまだ睦子のいいところを見てない』
『それを見ればきっと評価も変わるはずだし』
『もしそれがわからないなら・・・・・』
『アニータにキャッチャーはやらせない!』

『とにかく、明日からもっかい』
『アニータとちゃんと練習すること』
『先輩が今日みたいに投げ出すのは無しだ!』

大吾
『睦子ならできるよ』
『頑張ろう』

仁科にもダメ出し

次の日の練習。

アニータは仁科の投球にもダメ出しをします。

アニータ
『あかんな、やめややめ!』
『元からたいしたコントロールでもない上に』
『30球くらい投げたら球速も制球力もガタ落ちやんか』

『最初球が速いだけで』
『こんなもん試合に使えるかいやボケ』
『名門でたかスポーツ推薦だか知らんけど』
『一から鍛え直さなあかんわ!』

仁科
『てめー!』
『もっかい言ってみろ!!』

さすがに言いたい放題言われて腹を立ててしまう仁科。

しかし、それを睦子が止めます。

昨日とは一転、あまりの変わりように驚きを隠せない仁科。

睦子
『アニータ!』
『じゃあ次、あたしの球を受けて!』

アニータ
『・・・えーよ』

 全日本少年軟式野球大会のエントリー

グラウンドに顧問の山口先生がやってきます。大吾が頼んでいた練習試合についての話を持ってきたのです。

山口先生
『ちょっと前にこんなのが届いてたの見逃してて』

そう言って、山口先生は野球の大会のチラシを大吾に見せます。

山口先生
『大会は2週間後』
『よかったわね、これで試合できるじゃない』

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◆感想◆

何故、光るのか?

▲睦子の家に来た大吾、なぜ光るのか?

メジャー2を見ていてよくお思います。『なぜ光るのか?』と。いや、『光る』という表現が違うかもしれませんが。強調? 目立たせる? まぁ、何にしても光らせる必要性を感じない場面で光っていることが多いような気がするんですよね。

どうでもいいことですが、時々、気になります。

大吾次第で大きく変化する睦子のお天気

アニータにあれだけ怒っていたのに、練習を放棄までしたのに、この変わりようです。背景がきらめいていますよ。

昨日、大吾が家にやって来て語ったアドバイスが、思いのほか会心の一撃だったのかもしれません。作者さんは、女心は何とやらを表現したいご様子。

そして、そんな睦子をみて、言葉数が少なくなるアニータ。絶対『男に媚びてるヤツやわ・・・』とか思ってますよ。二人の距離はまだまだ遠そうだ。

関鳥さんのパワフルスイング

バッティングのスイング表現を見た感じ、太鳳はミートタイプで体のブレが少なく、丹波先輩と関鳥はブンブン丸ってことなのだと思われます。

関鳥さん、いい音させています(笑)

睦子はふんわりボールだった(笑)

5人野球の時は、実力をセーブしているだけであり、睦子は剛速球ピッチャー・・・・・だと予想していましたが、そうでは無いようです。自分でも恥ずかしいと思っているほどの、ゆるいふんわりボールくらいしか投げれないようです。

▲顔を赤らめ怒る睦子が可愛い(笑)

大吾と違って身長が伸びていますし、運動神経も良かったので、ビッグダディ並みのパワフルピッチングでも見せてくれるのかと思ったんですけどねぇ。まったく違いました。

ということは、睦子は変化球投手ってことになるのだと思われます。

試合には出たくなかった?

急きょ、顧問の先生が持ってきた試合日程表。昨年(大吾1年生の時)は人数たりていたと思うので、参加していたと思うんですけどねぇ。大吾がその大会の事を知らなかったってのは考えにくいような気がします。

にも拘わらず、大吾は『練習試合』にこだわっており、大会には見向きもしていませんでした。これは『大会には参加したく無い』という何かがあるのかもしれません。それは何なのか? ・・・・・見当もつきません。

 

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