◆前回のあらすじ◆

ワンナウト満塁と言うチャンスでバッターは好調を維持する5番の佐藤。

一時は敬遠策をとられそうになりますが、東斗のピッチャーミチルの強い思いから、勝負することになります。

2-2と追い込んだミチル。そこで出したのは、茂野吾郎を真似たオーバースローによるピッチングでした。

しかし、佐藤はそれを的確に打ち返します。フェンス激突のツーベースヒット。

満塁のランナーが全員戻ってくるかにみえましたが、1塁ランナーのアンディは肉離れが再発。ホームでタッチアウトとなってしまいます。

1点差のままツーアウトランナー2塁。そこで、監督は代打として永井を指名するのでした。

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◆メジャー2nd◆

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最新『メジャー2nd』

◆登場キャラクター◆

◆風林中学野球部

◆現在の試合状況◆

Aブロック準々決勝
『三船ドルフィンズ』VS『東斗ボーイズ』

三船 0 1 2 2 0 2 7
東斗 1 0 4 0 2 1 8

代打『永井』

7-8と後一点差になった状況ですが、7回のツーアウト。監督は前もって宣言していたとおり、代打で永井を指名します。

永井
『か、監督、状況変わってますよ!!』
『1点差まで追いついてランナー二塁ですよ!?』
『オレじゃ・・・・・』

監督
『たとえアウトで終わってもお前を責める奴はいない!』
『3年間の思いをバットに込めて思い切り振って来い!!』

永井
『は、はい!』

永井は監督に背中を押され、打席に立ちます。

『がんばれ永井!』
『絶対つなげ永井ィィ!!』
『テメーで終わったらぶっ殺す!』

永井
(めっちゃ責めそうな人がいるんですけど~~~)

乱調のミチル

一点差になってしまったものの、東斗がリードしているのは変わりません。このバッターを抑えれば試合終了。

眉村
(アンディのケガで同点にはならなかった)
(大丈夫だミチル! まだうちはついてる!)
(こいつを抑えたらそれで終わりだ!!)

しかし、ミチルは集中力がかけてしまっていました。自信を持って投げた渾身のオーバースローのボールを打たれてしまったからです。

ミチル
(あたしのあの球を打つなんて・・・・・)
(信じられない!!)

ストライク!

永井のスイングはまったく当たりそうにありません。なによりボール球です。ボールが見えていません。

監督
『さすがに永井じゃムリだな・・・』
『ヒカルが別格なだけで他は誰も打てる投手じゃない』
『しかし、ここまであの東斗を追い詰めたんだからよくやったよ子供たちは』

ストライクツー!

眉村
(ミチルの奴、荒れてるな・・・・・)
(だがバッターが何でもふるバカで助かった・・・)

そして、とうとう3球目・・・・・!!

永井は空振りしてしまいますが・・・ボールがキャッチャーの後ろを転がっていきます。ワイルドピッチです!

『は・・・走れ永井ーーー!!』
『振り逃げだーーー!!』

キャッチャーの眉村は慌ててボールを取りに行きます。

そして、一塁へ・・・!!

ところが、ボールはランナー永井のヘルメットに当たってしまいます。1塁はセーフ!

ボールが内野に転がったのを見て、2塁ランナーの佐藤は一気にホームへ!

それを見て、ピッチャーのミチルがホームに入りボールを要求しますが、余裕のホームイン! ドルフィンズ、とうとう同点に追いつきました!!

『やったぁああーーー!!』
『追いついたぁあああ!!』

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試合はまだこれから!

マウンドへ行くキャッチャーの眉村

眉村
『すまん・・・捕れない球じゃない』
『オレのミスだ・・・』

ミチル
『やめてよ・・・』
『完全にあたしのワイルドピッチだし・・・・・』
『こめん・・・・・』

眉村
『まだだ! まだ振り出しに戻っただけだ!』
『ここをしのいで裏でサヨナラだ!!』

その光景を、遠くから父親が見ているのでした。

◆感想◆

小学生最後と言うことで、思い出作りとして打席に立たせてもらうって話は時々聞きますねぇ。しかし、こういった重要な場面でそれをやっていいものか。なかなか難しいところです。まぁ、佐藤以外は打てそうにないって事で仕方がないと言えば仕方がないのかもしれませんが。

こういった場面では、やっぱりどうしても降ってしまいますよね。経験の浅い選手であればボールを見極めるというのはなかなか難しいもの。これは鹿型無いと思います。

そして、ワイルドピッチによる振り逃げ。これはもうラッキーとしか言いようがありません。

眉村目線のこの角度。私も考えたことなどありませんでしたが、これは難しいですね。ランナーに当てずにアウトにしろと言われても『無理』と言いたくなるほどに難しいですよ。

ファーストはベースの右に立ちたいところですが、おそらくそれは走塁妨害になると思います。ですから、ベースの左に立つしかありません。だからなおさら角度が難しくなる。こういう場面はアウトに出来そうでも投げないのが正解なのかもしれませんね。

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