◆前回のあらすじ◆

2回表の上級生チームの攻撃は、4番キャッチャーの大吾から。1年ピッチャーの仁科は大吾の言う『少年野球には変化球が無い』という指摘に動揺します。無理して不慣れな変化球を投げてみますが、うまくコントロールできず暴投になってしまいます。さらなる大吾の挑発で、やけくそ気味で投げる仁科。結局、外野まで運ばれてしまい、ランニングホームランで上級生チームが先に1点をとります。

1点を先制した大吾は1年生たちに和解を呼びかけます。自分たちは野球が下手というわけではない事。沢と相楽に至っては、名門の横浜リトルでレギュラーであったことを話します。そして、大吾は仁科と握手を交わし、1年生たちの風林中野球部への入部を歓迎するのでした。

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◆メジャー2nd◆

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最新『メジャー2nd』

朝練に向かう大吾

朝食を食べ終え、朝練のため家を出ようとする大吾。

そこへ、ちょうど姉の泉が起きてきました。

大吾
『あ、おはよ、姉ちゃん』


『おはー、今日はまた一段と早いのね、朝練?』

大吾
『うん、新一年生入ったから』
『キャプテンは忙しいよ』

1年生はスポーツ推薦で名門の南陽ライオンズから5人。しかも、そこの監督も一緒にやってくる事になっています。その話を聞いて、泉もOGとして大喜び。ちゃんと、学校側は野球部の事を考えてくれていたのです。


『しっかりやるのよ大吾!!』
『風中野球部のこれからは』
『あんたにかかってんだからね!!』

そして、大吾は朝練に向かいます。

大吾の大まかなタイムスケジュールは

・夜21時に就寝
・朝5時30分に起床
・6時に家を出る
・高低差のある通学路を自転車で3~40分
・平日は7時~8時15分まで朝練
・放課後も土日も練習

こうった生活を、大吾は1年間ずっと行ってきたのでした。

1年たちが朝練にやって来ない

大吾が部室にやってくると、すでに女子たちが着替えを終えグラウンドに出て来ていました。

今日から一年生も朝練に加わるという事で、皆張り切ってやってきたのですが・・・・・一年生達が来ていません。

結局、朝練が終わるまで一年生達はやってきませんでした。

監督が来るまで練習には出ない

睦子は朝、練習に来なかった仁科を捕まえて理由を聞きます。

仁科の言い分は、『先輩としては認めるけど、ちゃんとした指導者の元でなければ安心して練習はできない』ということでした。自分たちの監督だった人が赴任して来るまで、朝練だけでなく、午後練にも一年は参加するつもりはないと言うのです。

監督は来れなくなってしまった

午後練にて睦子からそのことを聞いた大吾。しかし、大吾は仁科たちがそんなに信頼しているという監督の方に興味がありました。

大吾
『まあいいよ、そういうなら』
『無理強いしてもしょうがない』
『その新監督さんが来るまでは』
『俺らだけでやろう』

そこへ、丹波先輩がやって来ます。顧問の山口先生が緊急の用があるからとグラウンドに来てほしいと言うのです。

グラウンドへ行くと、そこには一年生達も集まっていました。

大吾
『なんですか、一体?』
『わざわざみんなを集めて・・・・・』

顧問の山口先生
『校長から緊急報告があったので』
『それを伝えに来ました』

『近いうちに我が校の野球部監督に就任する』
『予定だった国友監督は・・・・・』
『諸事情によりうちには来られなくなりました』

(はああああーーーっ!?)

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◆感想◆

◆こんなカバンがあるのかな?

斬新なデザインの鞄だと思います。こんなにバットを露出させて、しかもかなり不安定であるように思えるんですけどねぇ。そこで本当にこんなカバンがあるのかと探してみたところ・・・・・ありました。

睦子の鞄よりもこちらの方が安定感はありそうです。

◆『OB』と『OG』は性別の違いで同じ意味

『野球部のOB』とか『サッカー部のOB』などといった言葉はよく聞きますよね。しかし、大吾の姉である泉は『野球部のOG』だと言っています。一体どういった意味なんだろうと思い調べてビックリ。実は、同じ意味だったんです。

『OB』というのは『Old Boy』の略であり
『OG』というのは『Old Girl』の略だったのです。

つまり、男の場合が『OB』であり、女の場合が『OG』というわけなんですね。まったく知らなかったので、目からウロコでした。

◆男子のプライバシーが心配だ

大吾が着替えているのに、女子はそのまま部室内にいます。果たしてこれでいいのだろうかと疑問に感じます。

個人的推測ではありますが、おそらく3年の丹波先輩の時は、女子たちは部室を出ていると思うんですよね。何故か? 丹波先輩は『男』だからです。

おそらく、大吾は『男』ではなく『男の子』として見られているのではないでしょうか。だから女性陣はあまり気にしていないと。何だかそう考えてしまうと大吾が不憫でなりません。

頑張れ、大吾! 早く大きくたくましくなった大吾も見てみたいものです。

◆仁科が一人、驚きすぎている

自分たちの監督が就任しないことになった事を知らされた時の一年の表情。仁科だけ必要以上に驚きすぎではないでしょうか? 汗3つです。

おそらく、仁科は監督に対して強い思い入れがあるのではないでしょうか。『この監督だからこそ風林中にやってきたんだ!!』みたいな。これはこれで、一波乱ありそうな気がします。

◆大吾が監督兼キャプテンとして活躍する!?

仁科達の少年野球チームは『実力至上主義』とのことでした。

そこの監督が就任するという事だったので、私の頭の中にあった監督のイメージ像は1981年連載の漫画『タッチ』の監督でした。

大吾たちは大変な状況になってしまうんじゃないかなぁと心配していたのですが、予想外に『来ない』ことになってしまいました。よかった・・・・・のかな・・・・・!?

もしかしたら作者さん的には、中学時代は自由にやらせたいという考えで『監督を飾りにして、大吾に全て判断させる』というストーリーを考えているのではと思いました。高校以降ではそういったストーリーは作れないでしょうからね。『甲子園を目指す』といった流れになってくると思いますので。

大吾監督の誕生・・・・・になるかもしれませんね。

◆『MIX』は『タッチ』の続編

ご存知の方も多いかと思いますが、現在『ゲッサン』というサンデーの月刊誌にて『MIX』という野球漫画が連載されています。これは『タッチ』の20年後を舞台とした続編です。とは言っても、タッチのメインキャラはまったく登場していないんですけどね。今後、関わってくるかどうかも不明です。

個人的に少し興味があるのでネタバレで追いかけてみようかなぁと考えてはいるのですが、時間の都合で実現していません。興味のある方は読んでみましょう!

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