メジャー2ndに登場する佐藤寿也の息子『佐藤光』。

ここでは第1巻の佐藤の初登場から、第3巻の群馬に引っ越してしまうまでを簡単にまとめて紹介していこうと思います。

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◆メジャー2nd◆

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最新『メジャー2nd』

佐藤光の情報

①名前:佐藤光(さとうひかる)
②学年:小学6年生
③住居:ニューヨーク⇒神奈川⇒群馬

5年前に両親が離婚。母親の方に引き取られるものの、離れ離れになる父親の事を気にかけ、本人の意志で父親の『佐藤』の姓を選ぶ。

日本に来るまでまったく野球のルールを知らなかったものの、類まれな身体能力でどんどんと成長していく。

野球チームを紹介してほしい

佐藤光が初めて登場したのは第1巻の1話です。とは言っても、最後のページにチラッと登場しただけなんですけどね。本格的に登場するのは2話以降。

茂野を探していた理由は、メジャーで活躍した茂野吾郎の息子だと聞いたからです。茂野吾郎の息子なら良い野球チームに所属しているだろうと考えて、紹介してもらおうと考ました。

しかしこの時、茂野はもう野球を辞めてしまっていたため、紹介してはもらえませんでした。

【補足】佐藤の父親は『佐藤寿也(さとうとしや)』

佐藤光の父親は『佐藤寿也』。メジャーでホームラン王にもなったことがある選手です。

しかし『メジャーでホームラン王』とは作者も大きく出ましたね。リアルの日本人バッターでそこまで活躍した選手は確かいないはずなのに。

『去年引退した』と佐藤光が語っていますので、佐藤寿也は41歳くらいまでメジャーの現役選手だったようです。

現役引退のため、佐藤光も日本へ帰国。そして、日本の学校に通い、日本の野球チームへ・・・という流れとなります。

ドルフィンズに入団後の練習試合

結局、佐藤は地元のドルフィンズに入ります。

入ったばかりということで練習試合ではスタメンに選ばれることはありませんでしたが、インフルエンザで何人かが休んでいる上に、怪我人も出たため、第4話で交代して出ることになります。

しかし、佐藤は野球をやったことがありませんでした。センターで守りに入りますが、平凡なフライを・・・・・

バンザイと呼ばれるエラーです。ボールを後ろにそらしてしまいます。

しかもノーコンでボールを思ったところに投げれません。バットの振り方もわかっていなかったという完全な初心者でした。

しかし、佐藤には天性の才能がありました。第5話ではボールを打てるようになるし、フライも取れるようになりました。少し教えてもらっただけで、簡単に適応してしまったのです。

最終回の7回の守備ではファインプレーでボールを取った後、強肩で飛び出しているランナーをさすなど、信じられないレベルにまで成長します。

最終回の攻撃でもフェンス激突の長打を打つなど、佐藤が大活躍する試合となりました。

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君が野球を続けるなら僕もやる

第8話。

大活躍の佐藤でしたが、佐藤は野球を続けるという考えはありませんでした。

守備はめったにボールが来ないし、バッティングも8人待たないといけません。やり込むほど楽しいと感じなかったからです。

それを聞いて、茂野は佐藤の元へやってきます。あれだけ凄いプレーができるのに辞めるのはもったいないと言うのです。

それを聞いて、佐藤は考えを変えます。

出した条件は、茂野が野球を続けるなら、自分ももう少し続けるというものでした。

ピッチャーをやる

第2巻の9話。

ドルフィンズの練習日。茂野と佐藤は早めに練習場にやってきて、二人でキャッチボールを始めます。

そこで、佐藤は茂野に自分はピッチャーをやると宣言。

ピッチャーなら退屈しなさそうという単純な理由です。しかし、佐藤は球速はあるのですが、コントロールがまったくありませんでした。

卜部、アンディとの勝負

第10話。

二人が練習しているところへ現れたのが卜部とアンディ。茂野と佐藤が元メジャーリーガーの二世だと知り、卜部は勝負を挑んできます。

一球目は見逃し。二球目は空振りとなりますが、三球目はジャストミートさせてきました。しかし、打球はピッチャー返しで卜部に取られてしまいます。

打ち取ったとはいえ、たった一打席でミートさせてきた佐藤に、卜部は大きな衝撃を受けるのでした。

制球力が無い佐藤

第11話。

佐藤はピッチャーをやりたいということで、どれくらい投げれるのか、監督がテストすることになります。

第一球目はど真ん中! あまりの球速に卜部とアンディも驚きを隠せません。

しかし、二球目は大外れ。完全な暴投となってしまいます。

三球目、四球目、五球目・・・・・いくら投げてもストライクゾーンに入りません。

このコントロールでは一ヶ月後の大会までに投手として使えるような状況になるとは思えません。監督は佐藤に外野手としてのプレイを勧めます。

しかし、佐藤は強気です。大会前にもう一度テストしてほしいと申し出ます。それまでに制球力を身につける考えです。

茂野はキャッチャーを断る

第12話。

茂野の家へやってきた佐藤。茂野にピッチングの練習を行うからと言ってキャッチャーをやってほしいとお願いします。

佐藤は本やインターネットで調べて、自分がノーコンである理由を理解しました。ボールの握り方を修正したのです。ボールは全てストライクゾーンに。短期間でノーコンを克服してきました。

佐藤は茂野に『ポジションをキャッチャーにして一緒にバッテリーを組もう』と言いますが、茂野は今からキャッチャーを目指すだなんて現実的に不可能だと断ります。

そんな茂野を見て落胆し、佐藤は帰ってしまいます。

卜部、アンディとの勝負

その後、佐藤は女子のサクラに投球練習のキャッチャーをお願いします。サクラは野球に強い関心を持っており、佐藤の速球も補給できるなど高い運動能力を持っていたのです。

茂野は考えを改めキャッチャーをやることを佐藤に伝えます。しかし、佐藤は茂野にやる気があるようには見えないと言って断ってしまいます。

佐藤はわざと茂野を怒らせました。それで、茂野に積極性を引き出してもらいたかったのです。

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父親との再会

第17話。

佐藤とサクラはバッティングセンターにやってきます。

そこには、茂野と佐藤の父親である佐藤寿也が来ていました。

茂野は一緒にコーチしてもらうことを佐藤に勧めますが、意外にも佐藤は断ります。そして、一人帰ってしまいました。

それから数日後・・・・・、佐藤は茂野に黙って群馬へ引っ越してしまいました。

佐藤から茂野への手紙

茂野に挨拶せず黙って引っ越してしまった佐藤は、しばらくして茂野に手紙を送ります。

(大吾くんへ)
(突然いなくなってこんな手紙で)
(お別れの挨拶になっちゃってごめんなさい)

(僕が群馬に引っ越したと聞いてさぞびっくりしたと思います)
(誰よりたぶん僕自身が一番驚きました)
(群馬はお母さんの故郷で)
(おばあちゃんの体の具合が良くないので)
(こっちで一緒に住むことにしたそうです)

(お母さんは僕が転校だとわかるとぐずるんじゃないかと思い)
(ギリギリまで秘密にしてたかったみたいです)
(先週の木曜日にそれを知らされて)
(僕はもちろんショックでした)

(せっかく仲良くなったクラスメートやサクラさん)
(そして何より一番仲良くしてくれた大吾君と)
(お別れしなきゃならないのがとても辛かった)

(金曜日に僕の口から伝えてお別れしなきゃいけないのはわかってた)
(でも辛くて気持ちの整理もできなくて言えなかった)
(お別れをしたかったのにどうしても声をかけることができなかった)
(ごめんね大吾くん)

(いろいろありがとう)
(大吾君のおかげで僕も少しずつ野球が好きになりました)
(気持ちが落ち着いたらこっちでもまた野球をやりたいと思ってます)
(今すぐ僕の球を大吾君に捕ってもらうことは叶わなかったけど)
(野球をやってればまたきっとグラウンドで会えるしね)

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