◆前回のあらすじ◆

青道と由良総合の試合は１０－２の７回コールドで青道高校が勝利します。試合後、球場の外で榊監督と片岡監督が会話します。片岡監督の恩師である榊監督は『青道はよいチームに仕上がっている』と評価してくれました。そして、沢村に関して何かを片岡監督に伝えます。

青道の選手たちはそのまま球場に残り、次の対戦相手となるチームの試合を偵察します。次の相手は『八弥王子高校』でほぼ決まりの状況でした。八弥王子は守備がよく、上位打線は足が速く、それ以外でもパワーのあるバッターもそろっています。あなどれません。

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◆ダイヤのＡ act2◆

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最新『ダイヤのＡ act2』

チームがエースを育て、エースがチームを強くする

榊監督によると『今回の沢村のピッチング』は『片岡監督が選手時代だった時のエース初登板時のピッチング』と同じだったようです。片岡監督も同じように、力んで暴投しまくっていたんですね。

『チームがエースを育て』
『エースがチームを強くする』

調子が悪かった片岡監督をチームの皆が支え、その結果として良いチームとなっていきました。榊監督はその時の経験を活かし、青道に頑張ってほしいと考えているようです。

片岡監督、沢村を監督室に呼んで次の試合に関して説明。次の試合は『降谷』が先発ですが、降谷の内容次第では沢村にも投げてもらうとのこと。

これは『次の試合、沢村にも１～２回ほど投げてもらう』ってことでしょうね。由良総合殿試合は４回で降板でしたから、調子を戻す良いきっかけになるかもしれませんね。

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沢村、試合のビデオを見る

基本、野球に関しては勉強熱心な沢村。ビデオをチェックして何が良くて何が悪かったのかを復習します。まぁほとんどいいとこなど無かったと思っているでしょうが。

金丸が沢村にフォロー入れているくらいですから、相当周りから心配されてますね、沢村は。

こういう時、周りにいる人達は『普段通りに振る舞う』のがベストではないでしょうかねぇ。周りが何か特別な対応をとってしまうと、沢村もそれらを敏感に感じ取ってしまいますので。ですから、今回の周りの反応を評価するとするなら・・・・・

◎（普段通りで問題無し）
・御幸
・倉持
・小湊
・東条
・奥村

▲（普段と微妙に違う）
・金丸（いや、最近は結構丸くなってるような気がしなくもない？）

✕（対応がまずい）
・前園（気持ちはわかるけど重い）

何にしても、沢村は仲間に恵まれていると思います。

キャッチャーとして何ができたか？

御幸
『俺に聞く？』
『それができなかったから沢村は代わったんだけど』

ごもっともな話です。

奥村としても『沢村先輩をどうにかしてあげたかった』という強い思いがあるからこそ、その答えを必死に探しているからこそ、御幸に支離滅裂な質問をしてしまったんでしょうね。

そして、沢村を本来のピッチングに戻してやれなかった御幸も悔しかったようです。こういった気持ちが２人を成長させるのだと思います。

絶好調の天久

市大三高の天久は『３イニングを三振７つ』と絶好調。天久は沢村や降谷よりもはるかにメンタル面が強いってのは間違いなさそうです。

そんな市大三高と当たる予定なのは薬師。こっちは真田が怪我しているっぽいので色々と不安があります。にもかかわらず、この笑いは一体何なのか！？

薬師１
『絶対に打ち崩せる！』
薬師２
『天久のピッチングを見ているともう笑うしかない！』

個人的には『市大三高ＶＳ薬師』の試合、市大三高が勝つだろうなと思っています。

サンデー、マガジン更新作品

当ブログにて毎週水曜日に更新している４作品です。

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よければご一緒にどうぞ。

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