◆前回のあらすじ◆
好調の投球練習であったにもかかわらず、急に乱れ始めてしまった降谷。体に違和感を覚えます。その場にいた落合コーチは急ぎ監督を呼んで降谷を病院に連れて行きます。
診断結果は疲れの蓄積による筋肉痛でした。肩や肘の怪我ではないとはいえ、このまま練習を続ければ大きな怪我につながりかねません。病院の先生は、降谷に2週間の投球練習禁止をつげます。
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◆ダイヤのA act2◆
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週末の練習試合
5月10日の週末。
夏の大会を2ヶ月後に控える青道高校は、千葉の鳴田工業高校と練習試合を行います。
1番ショート倉持
2番セカンド小湊
3番ライト白州
4番キャッチャー御幸
5番ファースト前園
6番センター東条
7番レフト結城
8番サード樋笠
9番ピッチャー沢村
好調の沢村は今回も先発です。
1回表、青道高校の攻撃
相手のピッチャーは右の本格派。決め球はキレのあるスライダーであるため、市大三高の仮想・天久と考えれば最適なピッチャーです。
監督の指示は立ち上がりのストレート狙い。スライダーは捨て、一気に畳みかける作戦です。
1番はショートの倉持。
鳴田工業には思い入れがありました。
中学時代、自分が進学を希望していた高校の一つです。しかし、自分を取ってくれませんでした。それだけに、負けたくはありません。
倉持は、内角低めのストレートをライト前に打ち返します。ノーアウトのランナーです。
2番はセカンドの小湊。
センター前に打ち返すヒット! 倉持は俊足を飛ばし一気に3塁へ。ノーアウト1・3塁となります。
3番白州はファーストゴロ! しかし、それでも3塁の倉持は一気にホームへ! ワンナウトで1点先制です。
鳴田工業監督
『良い足してんな』
『ああいう1番がうちにも欲しい』
4番キャッチャーの御幸。
さすがにストレートを狙われていると気付いたバッテリーはスライダー中心の投球へ。しかし、制球が定まりません。
フォアボール! これで1アウト1・2塁となります。
自分に足りないもの
(昨日、降谷が病院から帰って来た時)
御幸は降谷に対し自分なりの想いがあったものの、それを伝えようとはしませんでした。
対して、前園は降谷に声をかけます。
前園
『頼りない先輩化もしれんけどな』
『今のままでええなんて誰もおもっとらんぞ!』
『一人で抱え込みすぎんな!!』
『俺らももっと強くなったる!!』
『ええな! 焦んなよ!』
そういって、率先して降谷に声をかけ指示を出してあげる前園。
御幸はそんな前園の姿を見て思います。
御幸
(こういう部分なんだろうか・・・・・)
(俺に欠けてるのって・・・・・)
前園の長打で2点追加!
5番前園は得意の内角球を思いっきり引っ張ります。ボールはラインぎりぎり。レフトの頭上を越え、ワンバウンドでフェンス激突。長打コースです。
走者一掃の2点タイムリー! この回、青道は3点で攻撃を追えます。
いけ、沢村!
攻撃が終わり、青道は守備に入ります。
御幸
『沢村、今日の相手は降ってくるぞ』
『序盤から的を絞らせたくない』
『練習してきたナンバー11を』
『何球か見せておくからな・・・』沢村
『わかりました、準備しておきます』
沢村も気合十分。マウンドへ向かいます。
沢村はここのところ大きな試合では全て先発を任されています。試合を見に来ているOBたちの期待も高まります。
鳴田工業には左投手キラーと呼ばれるクリーンナップがそろっています。ここで良いピッチングができるかどうか、沢村の力が試される大事な試合なのです。
◆感想◆
倉持は中学時代『悪』だったのか!?
今回、練習試合の相手である『千葉の鳴田工業』は倉持の進学希望の高校だったとか。『目をかけてくれていた』にもかかわらず『手を引く』という事態になったようです。一体、中学時代に何をやらかしたのやら。
倉持は見た目は悪そうでも、実はそうでもない・・・・・と思っていましたが、実はそうでもなかったってことのようです。
しかし、第1話で推薦が全部流れるような暴力沙汰を起こした英ちゃんに比べると大したことないのかもしれません(笑)。
金丸は高津に負けているかもしれない
3年の先輩たちを含め、チーム一丸となって沢村を応援しているシーン。高津を含め、他のみんなが周りが見えなくなるほどに沢村に気持ちを集中させているシーンで、金丸は高津の方に意識が向いていました。
このシーンを見ると、金丸は気持ちの面で高津に負けているなと言う印象を受けます。高津にスタメンのチャンスがおとずれることはあっても、金丸は夏の大会ではほとんど起用されないというパターンになってくるように思えました。
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津田?高津?
津田じゃない、高津
間違えました。
教えてくれてありがとうございます!
倉持の過去は公式ガイドブック 表に番外編があります。
津田、残ってますよ
残ってました。もう『津田』のイメージが定着してしまいそうで怖いです(笑)。ご指摘、ありがとうございました。