◆前回のあらすじ◆
ワンナウト3塁というピンチになりつつも、キャッチャーの奥村は強気のリード。ピッチャー浅田の高身長をいかしたピッチング、そしてあまり投げている人がいない『ドロップカーブ』で上級生チームを揺さぶります。
1番をサードゴロ、2番をセカンド頃に打ち取り、一年生チームは初めて上級生チームを0点に抑えました!
次は野手の番です。このままの勢いで、上級生チームから得点を狙います!!
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◆ダイヤのA act2◆
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◆試合状況◆
青道高校紅白戦
『1年生チーム』VS『上級生チーム』
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
1年 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||
3年 | 6 | 2 | 0 | 8 |
決勝戦の帰り
春季大会の決勝戦を見終わったメンバーは、電車に乗って帰ります。
その電車の中、皆は副部長のレイから今日が新入生との試合の日であることを聞きます。
3年生の渡辺がもうチャンスを貰えないことを気にしますが、渡辺自身は納得した上でここにきていました。
レイは今後の話を続けます。
チームの底上げのために多くの実戦経験を積ませるため、夏の予選までに多くの試合を組んでいること、6月には御幸が東京選抜に呼ばれていること、そして、予選の前には強化合宿も待っています。
やることをこなしていれば、もう夏はあっという間なのです。
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脚を活かす瀬戸
4回表。1番バッターの瀬戸は粘ってフォアボールを選び一塁へ。
2番バッターがアウトになり、現在、ワンナウト、ランナー1塁で3番キャッチャーの奥村いです。
脚に自信のある瀬戸は、初球から走ります!
キャッチャーの狩場がセカンドに投げますが・・・・・間に合いません。セーフです! 盗塁成功!
瀬戸にしてみればギリギリであったことに驚きです。もう少し揺さぶりをかけて盗塁を狙うべきだったと反省します。
わずかなスキを突いた走塁
上級生チームも必死です。1年生相手に1点もやるわけにはいきません。
2塁にいる瀬戸の足を警戒し、外野は定位置より前へ。
バッターの奥村は状況を把握します。初球はアウトコースのストレート。駿即の瀬戸が盗塁し2塁にいることから外野は前へ。となると、長打を警戒し、低めの厳しいコースへ来ると予測。
ピッチャー力んでワンバウンド! ワイルドピッチです! 2塁ランナー瀬戸はそれを見て3塁へ進塁! 見事な走塁でした!
何と、瀬戸はボールの軌道からワンバウンドすると判断して走っていたのです。走塁能力がかなり高いことをアピールしてきました。
これでワンナウト、ランナー3塁となります。
揺さぶりをかける奥村と瀬戸
このピンチで、上級生チームは内野も前進守備にします。バックホーム体制です。絶対に1点はやらないという上級生チームの気迫!
それに対して、バッター奥村。低め中心を予想しつつも、パスボールが怖くなっているはずだと考えます。
そこで、意表をついてスクイズ!!
しかし、フェイクです。ピッチャーを揺さぶるための心理戦を仕掛けます。
シンキングベースボール
考えろ・・・もっと深く
この考え方を教えてくれたのは、奥村たちを裏切ったシニア時代の監督でした。
いいか!
野球は一球ごとにプレーが止まるスポーツなんだ
あらゆるケースを想定し備える
いかにリスクを回避できるかで勝負は決まる
奥村を、そしてチームの皆を裏切った監督ではありましたが、その考え方はもう完全に奥村に根付いてしまっています。もう、消すことはできません。
奥村は外角の球を上手く合わせ流し打ち! ライト前ヒットです!
とうとう、1年生が上級生チームから1点を取りました!!
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