◆前回のあらすじ◆
法兼戦の朝を迎えた青道ナイン。先発を任されている沢村は緊張のせいであまり眠れず、眼の下にクマができています。それでも気合を入れて試合に挑みます。
法兼学園は部活動に週休3日を取り入れている有名なところ。個々の自主練を重視しており、アメリカの学校に近い指導方法を取り入れています。日本の伝統的な高校野球を貫いてきている青道とは対照的なチームです。
試合開始。1回表の攻撃は法兼学園。青道の先発は沢村。寝不足気味な沢村ではありましたが、制球はよく、良いところにボールが来ており、1ボール、2ストライクと相手バッターを追い込みます。
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◆現在の試合状況◆
法兼学園VS 青道高校
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法兼 | 0 | |||||||||
青道 | 0 |
立ち上がり、よくはない
1回表、法兼の攻撃。ピッチャーの沢村は1番バッターを相手に
1球目・・・外角低め、バッターは空振り
2球目・・・内角高め、バッターは手が出ない、ボール
3球目・・・チェンジアップ、バッターは空振り
これで1ボール2ストライクに。
追い込んでいる場面でしたが、バッターは粘ってきます。そして『高め』は振ってくれません。今日の審判は高めをあまりとってくれないようでカウントを悪くしてしまいます。3ボール2ストライクのフルカウント。
沢村、ボールが浮き上がってしまっているようです。あまり調子は良くないようです。
◆御幸、ど真ん中のストレートを要求
ボールが浮き上がって制球が乱れているため、御幸は『ど真ん中』を要求してきました。まぁ、フォアボールで歩かせるくらいなら、ど真ん中に投げて打たれた方がましって感じでしょうか。
ボールは真ん中高めに決まり、バッターは空振り三振。いい具合に高めに行ってくれました。やはり、ボールが浮き上がってしまっているようです。
御幸の好判断で何とか1番を三振に打ち取ることができました。
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沢村、調子出てきたかな?
法兼の監督
『制球力のある投手だ』
『狙うのは低めだけで言い』
『追い込まれるまで高めは捨てていい』
どうやら法兼は完全に『低め狙い』のようです。
今日の沢村はボールが浮き上がっていますので、ある意味、結果オーライな調子の悪さになってますね。
◆2番バッター
2番バッターは高め、高めでツーストライクに追い込みます。これは高めに投げているのではなく、浮き上がってしまっているんでしょうねぇ。
最後は外角低めに決まるストレートで空振り三振。三球三振です。
御幸の好リードで調子の悪かった沢村にリズムが出てきました。
◆3番バッター
力強いストレートで2番バッターを三球三振にしたため、3番バッターは『ストレート狙い』・・・・・で来ていると御幸は判断。
初球『チェンジアップ』で入り空振り。うまくバッターの裏をかきました。
2球目は内角低めへのストレート。バッターはつまったあたりでセカンドフライ。これでスリーアウトチェンジ。1回表を3人で抑えることができました。
◆難なく勝てそう?
ここまで法兼の中では『注目の選手』が現れていません。
ということは・・・・・この試合は『沢村のステップアップのための試合』になっていくのかもしれません。この試合で調子を取り戻した沢村は大きく成長していき・・・・・という流れになってくるのではないでしょうかねぇ。
だいたい1試合当たり10話以上使っている印象ですが、法兼戦は5話くらいで終わるんじゃないかなぁという気がします。
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