◆前回のあらすじ◆
フリーバッティングで、降谷の外角限定ストレートを打つことが出来なかった前園と倉持。前園は強打の青道復活のために気合を入れ直し、倉持は自分のこだわりであるスイッチヒッターをやめ、左打席のみのバッティング練習に集中することにします。それぞれが、今のままではいけないと考え始めます。
室内練習場で、3年の小野と1年の由井とともにピッチング練習をする降谷。フリーバッティングの時と同様、好調を維持します。しかし・・・・・、センバツで戦った巨摩大藤巻高校の投手『本郷 正宗』のことを思い出すと、今のままではいけない、この壁を越えなけれあいけない・・・・・そう考えるようになってしまい、冷静なピッチングが出来ず、力んでしまうのでした。
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◆ダイヤのA act2◆
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投球後の違和感
投球練習中、降谷は急に体に違和感を感じ、固まってしまいます。
降谷の異変に気付いた落合監督達。
1年の由井は、急いで監督を呼びに行きます。
監督は、落合コーチ、太田部長を引き連れ、降谷を車に乗せ、病院に連れて行くことに。
その光景を、野球部員たちは心配そうに見つめます。
降谷が怪我をした
小野と由井は、部室にいる皆に、降谷が怪我をして、監督たちと一緒に病院に向かったことを報告します。
小野
『良い球きてると思ってたら』
『急に大きく乱れて・・・・・』
『そしたら降谷の様子がおかしくて・・・』『本人は背中に少し痛みが出たって』
『肩や肘は何ともないって言ってたけど・・・』
怪我の状況
病院についた降谷は先生に診てもらいます。
怪我は深刻というほどのものでは無く、筋肉を痛めた程度のものでした。先生は練習後に毎日マッサージに通わせるよう、監督たちに伝えます。
その話を聞いて、降谷は少し安堵します。大事には至らず、練習を続けられる・・・・・と。
そんな降谷を見て、先生は警告します。
先生
『またすぐ投げられる』
『そういう顔してんな、降谷』『背中に痛みが出るってことは』
『投球フォームが崩れているってことだ』
『このまま投げ続けていたら』
『間違いなく肩や肘に影響が出ていたぞ』『今回の事は身体からの警告だと思って』
『しっかり胸に刻んでおくんだな』監督
『はい! ありがとうございます』
今のままなら黄金時代をも作れると考えていた落合コーチ。しかし、降谷の怪我は大したことが無かったとはいえ、夏の大会には影響を与えてしまいそうです。
落合コーチは、上手くいかないものだな、と落胆するのでした。
降谷の怪我の状況
降谷を乗せ車で戻ってくる監督たち。学校には降谷のことを心配して3年生たちが待ち構えていました。
大丈夫そうな降谷を見て、御幸は監督に詳しい話を聞きに行きます。
降谷を心配しているのは3年生だけではありませんでした。同部屋の小野や由井も。そして、寮では一年生たちもみんな心配して、降谷が帰ってくるのを待っていました。
沢村
『大丈夫なのか』降谷
『うん、大丈夫』
『2週間、投球禁止って言われたけど』沢村
『そうか・・・よかった・・・』
『俺は止まんねぇからな』
『万全の状態で戻って来い』
◆感想◆
降谷の怪我で、沢村の背番号『1』は確定か!?
大きな怪我ではなかったとはいえ、降谷は『2週間投球練習を禁止』となってしまいました。
時期的に5月中旬でしょうか。5月いっぱいはボールを触れません。7月から夏の予選が始まるでしょうから、降谷的には6月の一ヶ月で怪我上がりの調整と、不調の克服をしなければいけません。ちょっと、無理がありそうです。
今回の夏は沢村をエースとしてやっていくという路線になってきそうです。
2年の夏は『沢村ー御幸』バッテリーの物語か!?
もともと沢村は、御幸先輩がいたから青道にやってきたわけです。その御幸先輩も、夏が終わったら引退ですからね。ある意味、2年の夏は最終回と言ってもいいほどに重要な夏になってくるものと思われます。
作者さん的にはそういった強い思い入れのある夏の大家にするため、降谷にはしばしの間、ご退場願いたいって考えがあるのかもしれません。降谷、どんまい!
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これは沢村の覚醒モード続きそうですね。
前回の沢村は「このチャンス絶対ものにしてやる!」って息巻いてたから、
次の先発する試合で大乱調の前触れかと思ってガタブルしてたんで良かった。