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◆ダイヤのA act2◆

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最新『ダイヤのA act2』

沢村が一人離れて座ってた理由

グランドの隅で一人物思いにふけっていた御幸。

そこへ、『また隠れてバット振ってやがる』とやってくる倉持。

160921-d02

倉持は、決勝戦の時に沢村がそばにやってくることなく、一人で試合を観戦していたことを気にしていました。

御幸にも沢村の心中はわかりませんでしたが、何だかふがいない自分たちの打線に責任を感じてしまう事案ではありました。

準々決勝の敗北は、御幸にとっても倉持にとっても、ここぞという時に打ち崩せなかったことを痛感する試合になってしまったのです。

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負けたのは自分のせい

準決勝のビデオを一緒に見る沢村と降谷。

そこでは二人の激しい論争が繰り広げられていました。

『ごめん・・・』
『あんなにランナーためた状態でマウンドに上げて』
『エースなのに・・・・・』

『あんなもん全然ピンチじゃねーよ』
『むしろそれを変えられなかった』
『俺が全部悪い!!』

160921-d51

『誰がどう見ても敗因は僕だよ』
『エースとしてまったく役目を果たせなかった』

『いいや!! 全部俺が悪い!!』
『俺がホームラン打ってたら勝ってた!!』
『・・・・・かもしれん』

『さっきから嫌味?』

『嫌味じゃねーよ』
『おめーが良くなかったのは事実だしな』
『でもそのあと逆転すればそんなもん関係ねぇだろ』

『それじゃあエースとして・・・・・』

『エースエースうるせぇな!!』

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『誰が悪い』ではなく『自分が悪い!』で激しく言い争う沢村と降谷。

負けず嫌いが過ぎてしまって、準決勝の敗因が自分であると激しく言い争いになってしまったのでした。

それを仲裁したのが渡辺(ナベさん)。さすがに騒ぎすぎで周りも注目してしまっているからと止めに入ります。

一年達は、沢村と降谷の言い争いを見て、どれだけ責任をもって試合に挑んでいるのかを感じ取るのでした。

準決勝のミーティング

午後6時、監督たちを含めた野球部全員による準決勝のミーティングが開始されます。

『初回の得点に』
『終盤の粘りが産んだ1点』
『結果3点だったが』
『チームの攻めの姿勢が』
『相手にも見せられたと思う』

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『好投手の多い西地区だ』
『数少ないチャンスをモノにできる』
『勝負強い打線を目指そう』

守備面の問題点

守備に関しては、1年のライト結城のエラーが目立っていました。そのことは結城自身も実感しています。

投手における誤算は、エース降谷の乱調。四球の多い制球の定まらないピッチングで、攻撃、守備共にリズムを作れない状況を生み出してしまいました。

それに対して、ピンチを救った沢村のピッチングは際立っていました。それ以降も良いピッチングを続け、チームに良い流れを作り出していました。

何にしても、監督の降谷に対しての期待は今も変わらず大きなものでした。

『調子が良い日でも、悪い日でも』

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『夏の本番まであと3ヶ月』
『背番号はいったん白紙に!!』
『夏までの成績、日々の態度』
『それらを踏まえ』
『ベンチ入りメンバー20人を選び直す!!』

『特に3年生には』
『誰が選ばれても悔いのない日々を過ごしてもらいたい』

あとで部屋行っていいですか?

ミーティング後、御幸は主力メンバーたちと明日の決勝戦のことに関して話をします。

決勝に進んだ両校は、すでに関東大会が決まっています。勝っても負けてもいいような試合であるため、どちらもエースを出さない可能性が高いです。

そのうえで、明日の決勝戦を御幸、渡辺、降谷の3人で観戦しに行くことにしました。

そこへ、沢村がやって来て、御幸に言います。

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『今日の試合のことで質問があります!』
『じゃあ8時に行くんで!!』

ほとんど強制的に決定してしまう沢村。

御幸は沢村も明日の決勝戦を誘うのですが、沢村は怒っているのか、気合が入っているのか、何か向きになって拒否しつつ、素振りをすることを強調するのでした。

負けられねぇよな、俺たちも

沢村は言うことを言い終えると、その場を去っていきました。

そんな沢村の態度を見て『やっぱ怒ってるか・・・あいつ』と気に掛ける倉持と御幸。

そんな御幸達に、渡辺は言います。

『リードのこともっと知りたいって』
『さっきそう話してたよ』

沢村は、今のピッチングではダメだと考えていました。今は、御幸が構えたところに何も考えずに投げ込んでいるだけだからです。

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沢村は、沢村なりに今以上のピッチングができるよう、必死に考えていたのです。

渡辺の口から、そのことを聞いたチーム全員は驚きを隠せません。沢村がそんなにも真剣に取り組んでいたとは思ってもいなかったからです。

160921-d09

沢村に負けてられない!!

全員がチーム一丸となって、3ヶ月後の夏の大会を目指すのでした。

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