◆前回のあらすじ◆
5月10日の週末、千葉の鳴田工業との練習試合をおこなうことになりました。相手ピッチャーは一大三高の天久を思わせるキレの良いスライダーを投げる投手。青道はストレート狙いで相手ピッチャーを崩しにかかります。1番の倉持はライト前ヒット。2番の小湊はセンター前ヒット。そして、3番の白州がファースト頃の感に俊足の倉持がホームを踏んで1点先制。4番の御幸がフォアボール。5番前園が走者一掃の2点タイムリーヒットと打線がつながります。この回、一挙3点をあげます。
先発ピッチャーは最近好調の沢村。相手のクリーンナップは左投手キラーと言われています。ここで抑えきれるようなら本物です。沢村の力が試されます。
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◆ダイヤのA act2◆
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◆現在の試合状況◆
練習試合
『青道高校』VS『鳴田工業高校』
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
青道 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||||
鳴田工 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ナンバーズの練習
(昨年の冬)
沢村と御幸は室内練習場で投球練習をしています。
御幸は沢村に変化球を覚えてほしいと考えていたのですが、沢村にカーブやスライダーを教えても上手く投げることができませんでした。落合コーチでさえサジを投げてしまったのです。
その為、御幸は『握り方』を変えることで、沢村独自の変化球開発に乗り出したのです。
御幸
『今のお前の弱点はその球速』
『このオフのトレーニングで』
『どこまで球速を上げれるかだ』
『最重要課題はそこだからな』『球速が増しクセ球にも磨きがかかったら』
『それは立派な変化球だ』
『ゆっくり時間をかけて』
『お前だけの形を見つけて行こうぜ』
沢村の好投
回は4回裏。鳴田工の攻撃。
鳴田工打線は沢村をとらえ切れません。当てるのがやっとで前に飛ばすことができないのです。
そして、空振り三振!
これで4つ目の三振。ヒットもまだ1本しか打たれていません。左投手に強いと言われている鳴田工打線ですが、沢村をまったくとらえることができません。
鳴田工打者
(えぐいなこいつの軌道)
(テイクバックが全く見えないところから・・・)
(いきなり・・・・・)
次のバッターも内野フライ。沢村はこの回も三者凡退で抑えます。
鳴田工監督
『球速140は出てねぇべ?』
『のわりにイキの良い球、投げやがんな』『気の強そうな面構えに』
『抜群の制球力』
『時折見せる謎の変化球』
『これだけの投手が降谷の陰に隠れていたとは』『恐ろしいリームだな、青道高校』
5回表、青道の攻撃
6番センターの東条からの攻撃。
流し打ちでライトに抜けていくヒット。
7番レフトの結城は空振り三振。
8番サードの樋笠はレフト前ヒット。
これでワンナウト、ランナー1、3塁。
9番ピッチャーの沢村はバントの構え・・・・・からのヒッティング! しかし、ボテボテのどん詰まり。
そのまま切れるかと思えたボールですが、ラインぎりぎりで止まります。3塁ランナーはホームイン。青道高校に5点目が入ります。
青道ベンチ
『ナイスバッチ、沢村ー!!』『あのヤロー、ツキも味方につけやがったな!』
『狙い通りって顔すんな!!』
『あんな打球、二度と打てねぇだろ!』
沢村
(このチームには俺がいるぞ!)
◆感想◆
ナンバーズの練習はこの時から?
いつのまにか投げれるようになっていた『ナンバーズ』。昨年の冬あたりから御幸と練習してたってことのようです。
しかし、どこかで沢村のクセ球は無くなったという記述があったような? 探してみたけど見つかりませんでした。思い違いだったのかも。
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『でも…沢村のクセ球には王谷の打者も戸惑うんじゃない?』
『んークセ球ね…』
『多分フォーシーム覚えてからなんだろうけど、前のフォームの時ほどぐにゃぐにゃしたクセ球ではなくなってんだよな』
『でもその分キレは増したし、出所が見えないから打ちづらさは変わらねーんだけど』
沢村がチェンジアップを習得する辺りですね。
あーやっぱありましたよね。
個人的な予想ですけど、
・Act1の夏
ムービング
4シーム
カッター
から、
・Act2
(微妙に動く)ムービング
ナンバー4
チェンジアップ
その他大きく動くナンバーズ
っていう風に変化した感じではないでしょうか。
ぐにゃぐにゃしたムービングはナンバーズとして制御されるようになった、と考えると、単純な弱体化とは言えないんじゃないかなと思ってます。
この辺りが重なると、素晴らしい切れで一段速く感じる速球、緩急や鋭い変化球、打たせて取る小さな変化球、それらを隠す甘く見えて手元でどう動くか分からない球と、抜群の制球力。
崩すのが非常に難しく感じますね。
>『恐ろしいリームだな、青道高校』
ここ誤字ですかね。