◆前回のあらすじ◆

最近好調で、朝早く目を覚ます沢村。一方、降谷は不調で頭を悩ませ目が覚めてしまいます。降谷は朝練でもずっと考え込んでいました。

一方、勉強の方では中間テストが始まっていました。監督から『赤点取ったらブルペンに入れない』と言われており必死でテストに挑もうとするのですが、沢村も古間も睡魔が襲ってきて・・・・・・・。

午後の練習は、降谷がシートバッティングのピッチャー。外角趙旧限定でありながら、3年の麻生、倉持、前園はボールに当てることもできません。今までの不調が嘘のように生きた球を投げます。それでも、4番の御幸は降谷の球を流し打ちで打ち返してしまうのでした。

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◆ダイヤのA act2◆

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最新『ダイヤのA act2』

同部屋の小野先輩と投球練習

日が落ちてからの、夜の自主練の時間帯。

降谷は同室の小野先輩に投球練習のキャッチャーをお願いします。

小野
『もちろん俺でいいなら!』
『アウトコース限定か?』

降谷
『そのつもりです』

小野
『じゃあ室内練習場で!』

降谷に頼られてやる気を出す小野。

1年の由井も打席に立ち投球練習に付き合いたいと申し出るのでした。

打撃陣の意地

先ほどの降谷とのフリーバッティングで当てることさえできなかった前園。そんな自分が悔しくてたまりません。

前園
(充実してんのは投手陣だけか?)
(強打こそ青道の代名詞やったはずやろ)

それは、降谷の球を打つことが出来なかった倉持も同じでした。

倉持は今まで左打席と右打席を状況に応じて使い分けてきましたが、今日は左だけの練習にします。

今までスイッチヒッターをやっていたのは『カッコいいから』というのが理由でした。しかし、外角球のストレート限定で投げている降谷の球に当てることさえできなかった倉持は、もうそんなことを考えている場合ではないと考えたのです。

タイヤのエース

沢村はいつものようにタイヤを引きながらダッシュ10本。

それは一年達にも良い刺激となっていました。

九鬼
『悔しいけどやっぱ先輩達体力あるよな』
『俺らマネしたら飯食えなくなるもんな』

浅田
『うん・・・・・』
『僕もあんな風に走れるようになったら』
『沢村先輩に近づくことができるのかな・・・』

沢村はノートに書かれてあった監督の言葉を思い出します。

監督
(次の登板も楽しみにしている)

このチャンスを絶対にものにする! 沢村はそう決意するのでした。

降谷の頭によぎる『本郷』

室内練習場で投球練習をする降谷。フリーバッティングの時ど同様、好調です。

しかし、急に頭をよぎったのがセンバツで戦った巨摩大藤巻高校の投手『本郷 正宗』でした。

降谷
(・・・届かない)
(春のままじゃ絶対に届かない・・・)
(自分自身との闘い・・・)
(越えるべき壁)
(越えなきゃいけない壁!)

本郷のことを考え始めると、降谷はまた力んでしまい、暴投になってしまうのでした。

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◆感想◆

珍しい白州先輩の練習シーン

もちろん、白州先輩の練習シーンは今まで沢山あったと思いますが、1ページ以上使って表現したのは今回が初めてだと思います。目立たないけど、結構活躍してくれる白州先輩。今後の活躍に注目です。

降谷の不調の原因は本郷だった

今まで、降谷が調子を崩していた理由は『降谷自身の独善的な向上心』と考えていましたが、どうやら本郷を強く意識していたことが原因だったようです。悪い意味で勘違いしてしまって、ごめん、降谷。

春のセンバツで戦った時、本郷の投球があまりにも凄いものだと感じ取ったんでしょうね。自分よりもだいぶ上にいる存在なのだと。

降谷自身、敗北感を感じてしまったことから、何とか本郷を超えたい、本郷を越えなければ全国制覇などありえない、そういった考えが頭の中で渦巻いてしまった結果、センバツ以降の不調につながってしまったという事なのだと思われます。

降谷はこの壁を乗り越えた時、一段と大きく化けるかもしれませんね。

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