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【ダイヤのA act2】第14巻123話(西邦3)ノーステップ打法【ネタバレ感想】

◆前回のあらすじ◆

西邦高校の1回の攻撃を、沢村、奥村のバッテリーは三振、三振、サードゴロと3者凡退に打ち取り好調のスタートとなります。

西邦のピッチャーはエースで4番の明石。1年の時は成宮以上に注目を集めていた選手でしたが、2年になって肘を故障し、以降ほとんど試合では投げていなかったのです。3年になり復活してきた明石は気迫のピッチング。三振、内野フライ、三振と青道打線を圧倒します。

2回表は4番の明石から。ピッチングの気迫そのままに打席に立ちますが、それを見抜いたキャッチャーの奥村は初球チェンジアップで明石の気迫を空回りさせます。

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◆ダイヤのA act2◆

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◆現在の試合状況◆

東京選抜 VS ウィンドユースアカデミー

【1試合目】

米国 0 0 0 2 3 0 0 0 5
日本 0 0 3 0 0 0 0 2 5

【2試合目】

米国 0 0 0
日本 0 0

西邦高校 VS 青道高校

西邦 0 0 0
青道 0 0 0

沢村と明石の投手戦

監督に試合を任されて気合十分の沢村。そして、ケガから復帰し、3年最後の夏のために勢いをつけたい西邦の明石。どちらも3回まで好投を続け無失点です。

沢村は3回まで『ヒット1本』とのこと。フォアボールを出していないってことなので、やはり制球力は高いなという印象を持ちます。ここが降谷との違いですね。

西邦の明石は2年の時に怪我をして、実質1年はピッチャーをやっていなかったということになります。もともと凄いピッチャーだったということもあり、青道打線も打ちあぐねています。『四球2つ』というのが気になるところ。降谷と同じで『剛速球だけど制球力が低い』というタイプなのかもしれません。もしくは、調整がまだ完ぺきではないってことなのかも。

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ノーステップ打法

西邦打線、前足を地面から上げずにバットを振ってきました。打ち方に関しては知識はないのですが・・・・・

◆足をあげて打つ打法
長距離飛ばすことができる打ち方

◆ノーステップ打法(足をあげずに打つ打法)
タイミングを合わせて打つ打ち方

前者が『パワーヒッターの打ち方』で、後者が『アベレージヒッターの打ち方』ってことなのかもしれません。

メジャーで活躍している『大谷』も、オープン戦では『足をあげて打つ打法』でやっていたのですが、コーチに指摘され『足をあげずに打つ打法』に変更してから打てるようになってきたと聞きますね。

『ノーステップ打法』、なかなかお勧めの打ち方なのかもしれません。

ナンバー7と11は封印

ノーステップ打法でミートを心掛けてきた西邦打線。ワンナウトから4番の明石がライト前ヒットで出塁します。

沢村と奥村は『ナンバー7』と『ナンバー11』は封印、という約束をしていました。奥の手として試合の後半に残しておこうという考えです。

◆ナンバー7・・・・カットボール改
◆ナンバー11・・・スプリット

この2つは沢村の決め球としてちょくちょく出てきます。そういえば、大谷もスプリットをよく使って三振取ってますね。

『ナンバー7』と『ナンバー11』は封印という話でしたが、奥村はもうナンバー7を使うべきだと判断。沢村にサインを出します。しかし・・・・・沢村は首を振ります。まだ慌てる場面ではないと考えているのです。

奥村は、『ナンバー2をインコースに』とサイン。

沢村
(野球なんだからヒットは打たれて当たりまえ)
(打たれることを怖がっていたらここには立てない)
(こんなもん全然、ピンチなんかじゃねぇぞ!)

沢村の気迫のピッチングに、5番バッターはサードごろ、そしてダブルプレーでスリーアウトチェンジ。

しっかりと抑えて『どうだ!』と言わんばかりの沢村の表情。それを奥村は眼をそらし沢村の表情にダメ出し。

これは奥村、『ナンバー7』のサインを出してしまった自分自身にダメ出ししたいんでしょうね。しかし、素直になれないから沢村の顔に駄目だししてしまったと。難しい年ごろのオオカミ少年です。

4回で体力消耗

『タイヤのエース』でしっかりと走りこんできた沢村ですが、この試合、早々に疲れが見え始めてきました。

監督の期待を一身に背負っている状況ですから、いつも以上に気合が入りすぎてしまっているってことだと思います。これは6回くらいで限界を迎えてしまいそうです。

サンデー、マガジン更新作品

当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。

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