◆前回のあらすじ◆
7月17日。いよいよ八弥王子と青道の試合の日。八弥王子は守備に定評のあるチームです。この試合、打撃に関してかなり練習を積んできており自信をもって挑んできています。
試合開始。一回表は八弥王子の攻撃。先発ピッチャーは降谷。春の選抜で大活躍してから注目を集めていたものの、ケガでエースの座を沢村に奪われてしまっています。果たして降谷はどういったピッチングを見せるのか？ 降谷の第一球目は・・・・・！？
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◆現在の試合状況◆
八弥王子高校 VS 青道高校
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 八弥 | 0 | |||||||||
| 青道 | 0 |
降谷の投球
八弥王子ＶＳ青道の試合。1回表、八弥王子の攻撃。
降谷は1番バッターをショートフライ。2番バッターを空振り三振とでだし好調です。スピードも151km出ています。
降谷は立ち上がりがあまりよくないイメージですが、しょっぱなから良いピッチングしていますね。御幸も降谷の調子は良いと判断しているようです。オーバーペースになっていなければ良いのですが。
スタンドには降谷の偵察が結構来ていますね。プロのスカウトも来ているのかな？ さすが、沢村と違って注目されているようです（笑）。
◆大船渡の佐々木朗希投手“大谷翔平超え”163キロ
そういえば、リアル高校野球で163kmを出した高校生が現れたとか。一昔前はプロの選手でも160kmなんて凄まじいレベルだったのに、現在では高校生がそれ以上をやってしまいますか。すごい時代になったものですね。
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警戒すべきバッター
1回表、ツーアウトでバッターは3番の川端。一番警戒しなければいけないバッターのようです。降谷のストレートや変化球を見極めているっぽいですね。かなり練習してきたのでしょう。降谷の剛速球をしっかりとミートさせてきました。
打球は降谷の左を抜けてセンターに転がっていきそうになりますが・・・・・セカンドの小湊がダイビングキャッチ。そのボールをショートの倉持にトスしてファーストへ。アウト。流れるようなコンビプレーでヒットを許しませんでした。守備で降谷を盛り立てます。これでスリーアウトチェンジ。
御幸は八弥王子の打者たちが『ストレート狙い』なのではと感じ取っていますが、果たしてどうなのか？ 仮にストレート狙いだとしても、降谷には変化球でカウントを稼ぐ能力はあまりないのではと思えます。やはりストレートが中心になってくるでしょうね。ストレート狙いで対応されてしまったら、降谷もかなりきつくなってきます。相手のバッター陣、結構練習してきたようですから、少々心配ですね。
青道の攻撃
1回表の青道高校の攻撃。
1番はショートの倉持。相手ピッチャーは変化球主体のエース。倉持はミートさせたように見えましたが、セカンド川端のファインプレーでアウトになってしまいました。
それにしても・・・・・このジャンピングはどういうことなんでしょうね？ このようなジャンプになった理屈がまったくわかりません。上にジャンプして無意味に背面キャッチしているように見えるんですよね。
とりあえず『凄いプレーでアウトにした』ってことなんでしょう。
八弥王子も青道も『打ち崩せそうで守備に阻まれている』って状況でしょうか。しばらくは投手戦で、試合が動くのは中盤くらいからになるのかも？
サンデー、マガジン更新作品
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