【ダイヤのＡ act2】第23巻210話（創聖戦7）ネタバレ感想：期待されてない

inosan

5年前

◆前回のあらすじ◆

５回裏、青道高校の攻撃。得点圏にランナーを進めるも８番の結城は空振り三振。９番の金丸もピッチャーゴロでスリーアウトチェンジ。チャンスを生かすことはできませんでした。

６回表、創聖高校の攻撃。３番バッターがツーベースヒットで出塁。得点圏にランナーを出てしまいます。次は一番怖いバッターである４番の奈良。そして５番へと続きます。降谷、厳しい状況になってしまいました。

◆ダイヤのＡ act2◆

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最新『ダイヤのＡ act2』

◆現在の試合状況◆

創聖高校VS 青道高校

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
創聖	0	0	0	0	0					0
青道	0	0	1	0	0					1

創聖が勝つことは期待されてない

２年前の『稲城実業VS創聖高校』の試合。

稲城実業VS創聖高校

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
稲実	2	0	0	0	0	1	0	0	1	4
創聖	0	1	0	0	0	1	0	0	0	2

創聖は負けたとはいえ接戦の好ゲームでした。しかし・・・・・ここで奈良と柳楽は自分たちが勝つことを期待されていないことを知ります。

ファンたちの会話
『ぶっちゃけ創聖に勝ち上がられてもなー』
『地味すぎる』
『華がねぇんだよチームに』
『負けてくれて良かったよ』

ファンたちはマグレで勝ち上がってくることを望んでいません。頑張ったことは評価するものの、創聖が勝ち上がることを誰も望んでいないということを思い知らされます。

まぁ、こういう話は結構リアルでも聞きますね。『甲子園で活躍することが期待されている選手』がいて、そのチームが負けてしまったら、勝った方のチームが非難されてしまう、みたいな。

実際のところ、ここで青道高校が負けてしまったら『漫画ファン』たちから大ヒンシャクものですよ。主人公クラスの『御幸』にとっての最後の夏の大会ですからね。ここで終わるなど絶対にありえないという前提で見ている人が多いでしょうし。

とはいえ、リアルの世界で『勝者が非難される』なんてことはあってはならないことです。

４番奈良

ノーアウト２塁の状況でバッターは４番の奈良。ピンチの場面で一番怖いバッターが出てきました。

１球目は内角のスプリット。奈良は手を出して空振り。奈良は内角を狙っているのかもしれません。

２球目は外角のスプリット。見逃してボール。

３球目は外角のストレート。ボール。

４球目は内角のスプリット。ストレート狙いだった奈良は引っ掛けてしまいますが、良いところに転がりサードのグラブをはじきます。しかし、ショートの倉持が広い一塁へ・・・・・セーフ。奈良、全力疾走でなんとかセーフ。これでノーアウト１、３塁となりました。

この場面で、バッターは５番ピッチャーの柳楽。この試合で最大のピンチです。

◆この後、どうするか？

確実に勝利を目指すのであれば

・５番がスクイズで１点。ワンナウト２塁。
・６番、７番が勝負して２点目を狙う

こうなってくると思います。それとも、５番に勝負させますかねぇ？　リスクが高すぎるように思えます。

もし５番の柳楽に勝負させてチャンスを潰し、この回０点で終わったら大変です。ピッチャーの柳楽は責任を感じて精神的につぶれかねません。そうなれば投球にも影響が出てきます。

ですから、ここはバントで１点を取りに行くのが一番確実だと思うんですよね。

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