◆前回のあらすじ◆
奥村は学校で御幸のリードがどういったものかスコアブックでチェック。投手のストレートを信じるシンプルで無駄のないリードに感心します。夜間の自主練。御幸は木製バットを使ったロングティ。降谷はトスバッティング。奥村、浅田、沢村はタイヤを使ったダッシュ。夕食はいつものように奥村と浅田がご飯3杯に大苦戦。
次の日、降谷は監督から内野手としてのノック練習を受けます。投球練習場では沢村と由井のバッテリーが投球練習。奥村を一軍に上げることを想定し、奥村に沢村のボールを受けるよう監督が指示を出しますが、奥村はそれを拒否します。一軍に上がるまでは受けないという誓いを立てているからです。さらに奥村は、監督に自分はキャッチャーしかやらないと宣言するのでした。
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◆ダイヤのA act2◆
5巻(37話・38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話)
6巻(47話・48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話)
7巻(56話・57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話)
8巻(65話・66話・67話・68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話)
9巻(75話・76話・77話・78話・79話・80話・81話・82話・83話)
10巻(84話・85話・86話・87話・88話・89話・90話・91話・92話・93話)
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12巻(03話・04話・05話・06話・07話・08話・09話・10話・11話)
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御幸からレギュラーポジションを奪う
奥村が夜間の自主練を終え部屋に戻ってくると、部屋の中にはいるはずの無い沢村が漫画の本を読んでいました。
奥村
『今日も塾ですか?』沢村
『いやいや、そういう日じゃないけど』奥村
『じゃあなんでいるんですか?』御幸
『聞いたぜ、奥村』
勝手に御幸に話したことを知り、沢村に対し『オーラ』で怒りを表現する奥村。
御幸
『監督としてはチーム事情を考えて』
『一軍投手の球を取らせようとしたんだろ?』
『それを断るなんて相当変わり者だなお前・・・』『つーか、監督怒らせて』
『一軍入りも見送られたりして』沢村
『わはははは』
『ありえない話じゃないぞ!』
『ボスは見た目以上に厳しい男だからな』
色々聞いて、さすがに焦る奥村。一軍に上がれなくなってしまっては元も子もありません。
奥村
『一軍にいる先輩方から見れば』
『自分なんて星屑みたいに』
『ちっぽけな存在でしょうね』沢村
『いやいやそんなこと思ってないぞ』
『お前目立つし、キャッチング上手いし、怖いし』奥村
『俺は・・・・・』
それはつまり、御幸からキャッチャーのポジションを奪うという事。
それを聞いて、面白そうに御幸の方を見る沢村。
御幸は、奥村が初日から自分の事を敵視していたことを思い出します。そして、自分もまた1年の頃、奥村と同じように虎視眈々とレギュラーの座を奪おうと狙っていたことも。奥村はあの時の自分と同じだったのです。
御幸
『面白れぇ』沢村
『わははは』
下手なりに全力でやる
夜間、素振りをする降谷と由井。
休憩の際、由井は降谷に投手以外のポジションをやる事をどのように思っているのかを聞いてみます。それは、自分も別のポジションの練習をしており、そのことに関して疑問を感じ始めていたからです。
降谷
『やりたくないよ、普通に・・・』
『内野は特に覚えることも多いし』
『皆の方が上手いし』『でも今はそんなこと言える立場じゃないから』
降谷
『どのポジションでも』
『試合に出る以上・・・堂々と・・・』
『だからもっとバット振らなきゃと思うし』
『もっとノック受けなきゃと思う』
由井にそう話をする降谷。そんな時、監督とのノートのやりとりの際に言われた言葉を思い出します。
由井
『ありがとうございます、降谷さん!』
『俺は自分で選んだんです』
『だから絶対後悔しないように』
『グラウンドにたちます』
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◆感想◆
沢村・御幸『奥村さんが怖いんです』
奥村の圧倒的なプレッシャーに、先輩たちの威厳が失われつつあります。
奥村は『狼少年』!?
沢村が奥村の事を『狼少年』と言っていますが、狼少年と言ってしまうと『嘘つきキャラ』のイメージが強いです。
イソップ寓話『オオカミ少年』
羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が出た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。大人たちは騙されて武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。
(参照:嘘をつく子供wikiより)
ワンピースで『ウソップ』が初登場の際に『海賊が来たぞー!』などと言って嘘をつく話がありましたよね。あの時の話はこの『オオカミ少年』を元に作られたのだと思われます。『ウソップ』という名前も『イソップ』をいじって名付けられたんでしょうね。
まぁ、それは置いときまして・・・・・、沢村が『狼少年』と言っていることから『過去に何か嘘をついたことがあったかな?』と考えましたが・・・・・、どうやら沢村は『奥村が狼っぽい雰囲気だから』という理屈で『狼少年』と読んでいるような気がします。ある意味、何のひねりも無い直感的な沢村っぽい考えだなと(笑)。
奥村は『御幸LOVE』のキャラ!?
奥村
『一軍に上がるだけじゃなく』
『レギュラーポジションも奪い取るつまりですよ』
とのこと。つまり、『夏までに御幸から捕手を奪い取る』という考えのようです。
御幸は3年ですからね。夏の大会が終われば引退です。奥村としては、御幸がいるうちに、追い越してやるって気持ちで頑張って来たのだと思われます。
これは『キャッチャーに対して強い思い入れがある』というよりも『御幸に対して強い思い入れがある』ってことのような気がします。御幸は夏の大会で引退してしまいます。時間がありません。だから、監督に対して『捕手しかできない』と主張したってことなのかなぁと思えました。
そう言えば、奥村が御幸を強く意識しているなぁってな場面がチラホラありましたね。つまりは『御幸LOVEキャラ』ってことなのかなと。
降谷、何かに気づいたようです
怪我のため投球練習ではなく内野手としての練習を続ける降谷。投球練習を禁止されているので怪我の影響はデカいのかなと考えていましたが、守備もやってますし、バットも降ってますしで、投球練習以外ではそんなに影響は無いようです。明らかに軽症ですね。夏にはほとんど影響を与えないと思われます。
むしろ、ずっと不調でしたから、良い気分転換になったと思います。外野、内野と別の守備を経験することで視点も変わり、色々と気づかされることがあるんでしょうね。降谷、ここに来て大きく成長するってことなのかも。
沢村、背番号1の座、危うし!?
守備位置が同じサードの3人
やっぱり、金丸が一番ノンキであると描かれているように思えます。
17歳になりました
それほど意味があるとは思いませんが、沢村が17歳になったとのこと。必要なのかどうか『沢村5月15日生』『倉持5月17日生』という情報も発覚。年が並んだだけでここまでノリノリになれる沢村も大したものです(笑)。
『2日間だけの同学年』とありますが、『学ぶ年(学年)』は違うわけですから『同学年』という表現は違うように思えます。
サンデー、マガジン更新作品
当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。
◆ダイヤのA act2
https://mangakansou.xyz/ダイヤのAact2
◆メジャー2nd
https://mangakansou.xyz/メジャー2nd
◆双亡亭壊すべし
https://mangakansou.xyz/双亡亭壊すべし
◆あおざくら
https://mangakansou.xyz/あおざくら
よければご一緒にどうぞ。
漫画雑誌の購入は『電子書籍』がお勧め
毎週、毎月購入する漫画雑誌は部屋にたまっていく一方で部屋もなかなか片付きません。
しかし漫画雑誌を『電子書籍』で購入すれば場所をとることはありません。スマホでも観ることができますし、パソコンでも観れます。意外と便利です。
本の方が見やすくていいという場合も結構多いのですが、漫画雑誌くらいなら電子書籍の方がいいのではないかなと個人的には思っています。捨てる必要もなく、何ヶ月も、何年も前の物を残すことができますので。お勧めです。
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